フリーランスが税理士に依頼すべきタイミングとは?相談内容・費用相場も解説

フリーランスが税理士に依頼すべきタイミングとは?相談内容・費用相場も解説

渋谷区代々木の税理士、畑間です。

「確定申告の時期になると憂鬱になる」「税理士に頼んだ方が楽そうだけど、費用が心配」——フリーランス・個人事業主の方からよくいただくお悩みです。今回は、税理士に依頼すべきタイミングの目安と、実際に相談できる内容、そして気になる費用相場について解説します。

税理士に依頼すると、具体的に何をしてもらえるのか

税理士の仕事は「確定申告書を作ること」だけではありません。フリーランスの方からよくいただくご相談には、次のようなものがあります。

  • 開業届・青色申告承認申請書など、開業時に必要な書類の作成
  • 日々の記帳(帳簿付け)の代行、またはクラウド会計ソフトの使い方指導
  • 経費にできるもの・できないものの判断
  • 節税につながる制度(小規模企業共済、iDeCo、青色申告特別控除など)の提案
  • インボイス制度・消費税の登録要否や対応方法の相談
  • 売上が伸びてきた場合の、法人化(法人成り)のタイミング相談
  • 税務調査が入った場合の立ち会い・対応

「何を聞いていいかわからない」という段階でも、税理士側から状況をヒアリングしながら整理してもらえるので、まずは相談してみるだけでも状況が明確になることが多いです。

フリーランスが税理士に依頼すべき6つのタイミング

  • 確定申告に毎年多くの時間を取られている、または申告内容に自信が持てないとき
  • 売上が伸びてきて、自分で経費や税額を把握しきれなくなってきたとき
  • インボイス発行事業者になるかどうか、判断に迷っているとき
  • 売上が1,000万円に近づき、消費税の課税事業者になるかどうかが視野に入ってきたとき
  • 法人化(法人成り)を検討し始めたとき
  • 税務署から「お尋ね」や税務調査の連絡が来たとき

特に、確定申告のたびに数日〜1週間ほど本業の時間を削られている場合は、税理士費用を「時間を買うコスト」として捉えると、依頼のメリットが見えやすくなります。

税理士に依頼する費用相場

税理士費用は「どこまで任せるか」によって大きく変わります。代表的な3つの依頼形態と、費用目安は次の通りです。

依頼の形態 費用目安(年間) 向いている人
スポット依頼(確定申告のみ) 5万円~15万円程度(白色申告か青色申告か、記帳の状況により変動) 日々の記帳は自分でできる/申告書の作成だけ任せたい方
丸投げ(記帳代行込み) 10万円~30万円程度(売上規模により変動) 記帳の時間が取れない/経理をすべて任せたい方
顧問契約(月次相談+申告) 月額1万円~5万円程度(年間15万円~60万円程度) 節税相談や資金繰り相談を継続的にしたい方、売上が伸びてきた方

あくまで目安であり、売上規模や取引の複雑さ、インボイス登録の有無などによって金額は前後します。複数の税理士事務所に見積もりを取り、料金の内訳(記帳代行が含まれるか、訪問・面談の頻度など)を確認した上で比較することをおすすめします。

税理士なしで自分でやる場合との比較

クラウド会計ソフトの普及もあり、フリーランスの確定申告を自分で行うこと自体は十分可能です。一方で、次のようなリスクも存在します。

  • 経費として計上できる範囲を誤り、本来より多く(あるいは少なく)納税してしまう
  • 申告内容の誤りにより、後日の税務調査で追徴課税が発生する
  • 確定申告作業に時間を取られ、本業の売上機会を逃してしまう
  • 使える控除・特例(小規模企業共済等掛金控除など)を知らずに使い損ねる

「今のところ大きな問題はないが、正しくできているか不安」という段階でも、一度プロの目でチェックしてもらうことで安心材料になります。

良い税理士を選ぶためのチェックポイント

  • フリーランス・個人事業主の顧問実績が豊富か
  • クラウド会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)に対応しているか
  • 料金体系(顧問料に含まれる範囲)が明確に説明されるか
  • 質問や相談への返信が早く、コミュニケーションが取りやすいか
  • 節税だけでなく、資金繰りや将来の法人化なども含めて相談できるか

まとめ:迷ったら、まずは無料相談で状況を整理してみる

  • 確定申告の負担が大きい、売上が伸びてきた、インボイスや法人化で迷っているといった状況は、税理士への依頼を検討する良いタイミング
  • 費用相場はスポット依頼で5万円台〜、顧問契約で年間15万円程度〜が目安(売上規模により変動)
  • 自分でやる場合のリスクと、依頼した場合のコストを比較した上で判断するのがおすすめ

畑間税理士事務所では、渋谷区・新宿区を中心に全国のフリーランス・個人事業主の皆様からのご相談を随時お受けしています。「まだ依頼するかどうか決めていないけれど、話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。初回のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

執筆者紹介

代表

代表税理士 畑間 彬宏

畑間税理士事務所 代表

大手税理士法人で10年間、上場・外資系企業の税務マネージャーとして従事。現在は渋谷・新宿を拠点に、スタートアップやフリーランスの「挑戦」を支援。「事業の成功をデザインする」を掲げ、会社設立から創業融資、クラウド会計導入まで、代表本人が直接伴走するスタイルを貫く。

渋谷・新宿での会社設立・創業融資なら
畑間税理士事務所へお任せください

初回相談無料 / 土日祝対応可(要予約)

無料相談を予約する

【税理士の選び方】税務調査が99%来ない?良質な税理士の証「書面添付制度」とは

渋谷区代々木の税理士、畑間です。今回は「書面添付制度」について、特に税務調査が不安な経営者の方や税理士選びで迷っている方に向けて分かりやすく解説します。 目次1 税務調査が99%来ない?良質な税理士の証「書面添付制度」とは2 税理士による「品質保証書」──書面添付制度とは?3 書面添付制度で決算書の信頼性が跳ね上がる理由4 データが証明!書面添付制度で「税務調査」が省略される驚きの効果5 金融機関...

あわせて読みたい

フリーランスの経費、どこまでOK?できる・できないの境界線

「これって経費になる?」フリーランスが知っておきたい経費の境界線 渋谷区代々木の税理士、畑間です。 確定申告の準備をしていると、「このスマホ代は経費にしていいのか」「家賃はどこまで認められるのか」など、経費の線引きに悩む場面が多いのではないでしょうか。今回は、フリーランス・個人事業主が経費にできるもの・できないものの境界線について、具体例を交えながら解説します。 経費として認められるための3つの原...

あわせて読みたい

【保存版】日本政策金融公庫の審査官はどこを見る?創業融資を勝ち取るための完全ガイド

渋谷区代々木の税理士、畑間です。融資、特に創業融資は「何から準備すれば良いのか分からない」というご相談を日々多くいただきます。 そこで今回は、創業時に最初の選択肢となる日本政策金融公庫の融資について、審査官が実際にどこを見て判断しているのかを、実務経験に基づいてわかりやすく解説します。 創業融資は、事前準備の質によって結果が大きく変わります。この記事を読むことで、面談で何を聞かれ、どこを見られ、ど...

あわせて読みたい

まずは、あなたの事業への
「想い」を
お聞かせください。

初回のご相談は無料です。あなたの事業がこれからどこへ向かうのか、
そのためにどんなサポートが必要なのか、まずはお気軽にお話をお聞かせください。

無料相談を予約する

24時間365日受付中

お問い合わせ